クラニオセイクラル・バイオダイナミクス

クラニオ（頭蓋）セイクラル（仙骨）療法と言われているものです。

脳脊髄液という液体は、脳や脊髄の周りにあります。
外部からの衝撃を和らげたり、脳へ栄養を与えたり、老廃物を除去しています。
頭蓋骨が動くことによって、脳脊髄液の循環を促しているようです。

クラニオセイクラルは、その頭蓋骨や仙骨の動きを見たり、もっとゆったりと、健康に向かう潜在力を見たりします。

５ｇのタッチとも言われています。ハガキ1枚分くらいでしょうか。
中には、５ｇでも多いと言ってる方もいます。お身体の下に手を入れて触れることもあるので、
５ｇより多く感じることもあるかと思いますが、こちらの心持ちというか、心の姿勢のことを示しているのだと思います。
ですので、触れている安心感はありつつも、精神的圧迫をせず、
ご本人の健康へと向かう力・動き、に寄り添い、見守る、見届けることで、
本来の自然治癒力や調整力が健やかになるのを、勇気づけている。という解釈でいます。

なんともふんわりしていて、分かりづらいかもしれません(笑)

ここまで学んできての、私の理解を自分の分かりやすい言葉で説明すると、
目が見えない方のサポートをする方や、マラソンで伴走される方、そんなイメージです。
自分でも歩ける、走れるけれども、サポートしてくれる方がいることで、より安心してできる。
もしくは、もっと遠巻きでもいいかもしれません。
公園で遊んでいる子どもを、遠くで見守る人のような。
見ている人が居ると安心して遊べる子どものような。

誰もいない一人と、見守ってくれる人がいる一人の違いでしょうか。

量子力学の世界では、観察する装置を置くのと置かないのとで、結果が違うそうです。
この実験に関しての説明は、分かりやすくできないので、「二重スリット実験」と検索してみてください。
電子が観察されていることを踏まえて、ふるまいを変えるそうです。
なので、観察するのとしないのとで、結果が異なる。不思議ですね。
そして、

『すべては振動であり、その影響である。現実には何の物質も存在しない。すべてのものは、振動から構成されている。』

ドイツの物理学者のマックス・プランク

と、言われています。

石やプラスチックや植物や動物や人間、みんな素粒子で構成されていて、それらは振動である。ということですね。

なんとも不思議な感じです。

パソコンのCPUの振動数は、3億らしいです。

人間はどれくらいなのでしょうか。少しネットで調べただけでは出てきませんでした。

臓器によって違ったりもしそうです。

私が行うクラニオセイクラル・バイオダイナミクスのセッションについて

着衣のまま、マッサージベッドに寝ていただきます。
その時の、身体の感覚を確認しながら、手を当てていきます。
私は見守る・見届ける・耳を傾けるという姿勢で行いますので、
傍から見ていると、触れているだけ。となります。
私は、触れている手から、ご本人の生命力というか健康へと向かう力・波を感じています。
骨・膜・筋肉などに働き、
脳脊髄液の流れや、神経系の働きに
動きもでることがあります。
ご自身の、生まれる前からある自己調整力に
寄り添う、全体性を信じているワークです。
こちらがするのは、安心安全な場を保ちながら、
触れながら見守ること。

魔法でも何でもありません。

実際に感じるものです。

私も最初は、そんな魔法みたいなことができるのだろうか？
感じられるものだろうか？と思っていました。

しかし、確かにあるものです。

目に見えないものですし、脈拍や呼吸よりも微細です。
こちらの心持ち次第では、
感じさせていただけないかもしれません。

ですが、私が感じようと感じまいと、
確実にご本人の中では働いている大きな力です。

受精した瞬間から、絶えず健康へと向かっているものです。

見守る人がいることで、その力が安心して伸び伸びと自由度が増すように、

介入せず、先入観を持たず、たまに伺いながら、
そっと触れさせていただこうと思います。

その見守る・見届けるというのが、
一番深いダイナミックな働きへと導きます。

程度の差はありますが、神経系に残るトラウマ的なものが
出てくることもあります。
ストレスフルな方や、スマホ・パソコンなどで
お疲れの方にもおすすめです。

出産によるストレスなどに働くこともあります。